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長野県立大学こども学科4年生の授業にうかがいました

えんまる便からのお知らせ 学生さんとの取り組み

4月16日、長野県立大学こども学科4年生の皆さんに向けて、『保育臨床特殊講義Ⅱ』の授業にうかがい、100分間、学生の皆さんと一緒に考え、学ぶ時間をいただきました。この講義は毎年継続して行っており、今年で6年目となります。

地域の中にある課題や支援の取り組みについて、これから子どもや家庭と関わっていく学生の皆さんにお伝えできるこの授業は、えんまるにとって、とても大切な機会です。
また、こども学科の学生さんに限らず、若い世代の皆さんに、支援の現場で起きていることや、その背景を知っていただくことも、これからの地域を一緒に考えていくうえで大切なことだと思っています。

昨年に続き、長野市にある児童養護施設『三帰寮』の荒井先生にもお越しいただき、児童養護施設の現状や子どもたちの暮らしについて、お話をしていただきました。

えんまるの取り組み、そして荒井先生のお話に、学生の皆さんが真剣に耳を傾け、ディスカッションでも一つひとつ考えてくださる姿がとても印象に残っています。

授業後には、素敵な感想もたくさんいただきました。感想を読ませていただくと、支援や取り組みの内容をただ「知る」だけではなく、子どもや家庭の背景を想像しながら、これから保育者として出会う子どもや保護者に、どのように関わっていくかを一人ひとりが考えていることが伝わってきました。
こども学科4年生の皆さん、そして健康発達学部長の太田先生、本当にありがとうございました。

授業後に寄せていただいた感想をご紹介します

仕事・家事・育児を母親一人で行わなければ生活が成り立たない、非正規雇用じゃないと仕事と家事育児の両立が出来ないけど収入も足りないなど、ひとり親家庭が貧困になってしまう原因は様々なものがあると分かりました。そんな中で、少しでも生活が豊かになるように、孤立しないように、居場所をつくるという支援をしていることが分かりました。宅食を続けることで信頼関係を築き、見守ってくれている人がいるという安心感から、例えまだ生活が苦しいとしても、日々の生活が前向きに過ごせるようになれたという声が上がっていることがとても素敵な事だと感じました。私はちょうどクリスマス時期のえんまる梱包作業をお手伝いさせていただいた事がありますが、子どもたちが今までの人生で経験したことの無いことを体験させてあげることができるのは、子どもたちにとってもすごく特別な体験になる素敵な活動だと感じました。私自身、大学で経験をしたり講義を聞かない限り、このような支援や活動があることを知ることはなかったのではないかと思うので、困難を抱える家庭や子どもへ、こんな支援があるのだよということをもっと多くの方に知ってもらえるようになりたいと感じました。

相対的な貧困家庭が多い中で自分には何ができるのかを考える機会になりました。講義内でひとり親家庭の困り感を考えた時に岩間さんが仰っていた「困り感を考えるのも支援の第1歩になる」という言葉からひとり親家庭について知ることも支援をする上で非常に大切なのだと感じました。

今回の授業では、ひとり親家庭の親の気持ちや思いについて、モデルケースをもとにグループで考える活動を行った。グループで意見を出し合うことで、ひとり親家庭には経済的な問題だけでなく、仕事と育児の両立の難しさや、周囲に頼れる人が少ないことによる不安や孤独など、さまざまな背景があることに気づくことができた。また、どのような支援が必要かについても具体的に考えることができ、状況に応じた柔軟な対応の大切さを学ぶことができた。実際にモデルケースのような親子に出会った際に、すぐに適切な対応ができるかは分からないが、今回の活動を通して事前に考えておくことで、対応方法が思い浮かびやすくなったと感じた。また、児童養護施設についての学びでは、実際に施設実習に行ったことで、子どもたちの生活の様子や施設に入所することになった背景について理解を深めることができた。子どもたち一人ひとりが異なる経験や思いを抱えていることを踏まえ、「この子にはどのような関わりが必要なのか」を考えながら実習に臨むことが重要であると実感した。さらに、子どもたちの現在の生活だけでなく、退所後の生活や将来を見据えて支援していくことの重要性についても改めて感じることができた。今回の学びを通して、子ども一人ひとりの背景や思いを理解し、長期的な視点をもって関わることの大切さを学ぶことができた。今後も子どもや家庭の状況に寄り添いながら、適切な支援ができるようにしていきたい。

えんまるさんのようなひとり親の家庭に食べ物と安心を届けている取り組みの紹介動画で、泣きそうになりました。困っている親御さん、こどもたちのために安心できる“場所”になる活動は改めて素晴らしい活動であり、今の世の中に必要不可欠であると感じました。わたしも保育に関わる仕事をする身として、少しでもだれかの役に立てることをやっていきたいと思います。本日はありがとうございました。

えんまるの話の中で、「支援は目の前で解決するものではない」と仰っており、確かに一見、なにかすることで解決したように見えてもそこに繋がる様々な問題までは1度に解決することは難しいため、背景などについても考えて行動する必要があると感じた

えんまるの活動はもちろん知っていたが、実際どのように家庭へ届けているかまでは、想像出来ていなかったので、困っている家庭、保護者の方に継続的に関わっていくことが大切だと分かった。急に会った人を、すぐ信頼することなどできないし、きっと保育園でも、1年関の担任を終えてやっと、認めてもらえるというか、信頼してもらえるといっていいほど、関係を築くのは難しいのだろうと感じた。児童養護施設に関しては、講義や実際に見学に行った際に色々と学んだので、概要はわかっていたが、改めて、こういう環境下で過ごす子どもたちがいること、豊かな人生を送れるような支援が必要なことを再度認識できた。どちらも、関わりや経験がないと想像できないので、知ろうとする姿勢をもっていたいと思った。

えんまるさんと一緒に活動をさせていただいて活動の目的などは理解しているつもりでしたが、何度聴いても奥が深いな、まだまだ理解できていないなと感じます。家庭によって支援の方法は異なり、声のかけ方も難しいなと感じました。荒井さんのお話の中で「名前の由来を知らない子どもがいる」という言葉がありました。自分自身小学校の授業で由来を書くことがあったので、そのような状況でどのように対応をするか学校の理解が大切だと学びました。

えんまるさん、三帰寮さん両者の講義を受け、授業の中でつながりという言葉が一番印象に残りました。人はどうしたって一人で生きているつもりでも一人では生きていなくて見えないつながりもたくさんあります。孤独はさみしいです。周りに頼れる人間がいないと、外へ向ける目より、自分自身や子どもに対して向ける気持ち・目も大きくなります。それでより自分たちがとても不幸なように思えてしまったり、外部の人間を信用できずに自ら関わる手段を遮断してしまうこともあるのかなと思いました。そんなときに、支援してくれる方、味方だって、この人なら信頼していたい、頼りたい、相談したいって思える人がいてくれたらどれだけ心強いんだろうと思いました。今回の授業を通して、つながりは制度や物といった物理的なことを通してできていくものなのかもしれないけれど、つながりがあることでお互いの気持ちもつながっていく、信頼関係も育んでいくんだとよく理解できました。お互い見えなかったつながりが出来てそのつながりが時間・信頼関係を通して支えになっていくこと保育者でも同じだと思います。来年保育者になった時、出来るだけ子どもたちだけじゃなくて、保護者の方、同僚、地域の方、他機関の方とつながりを広く持って信頼関係を育めるよう丁寧にそして真摯にみんなと向き合っていきたいと思いました。今は、その準備段階なので、たくさんのつながりに気づく・関わる・知るための知識を身に付けていきたいと思います。授業とっても楽しかったです。本当にありがとうございました。

宅食という言葉は聞いたことがあったが、実際どんなことを行なっていて目的は何かよく知らなかったため、宅食は親子の心の居場所を作るとてと大切な取り組みであることがわかり、とても興味を持った。

貴重なお話をありがとうございました。困っていてもなかなか声を上げられない、助けを求められない人や家庭、子どもたちは、本当に多くいると思います。そんな声にならない声を拾い、声が聞こえなくてもこちらから手を差し伸べて繋がりを持ち続けられていらっしゃるということに感銘を受け、保育者としてこれから働く専門職としても、このような意識や関わり、行動ができるようになりたいと感じました。非常にセンシティブで原因も複合的である課題や一人ひとりの悩みに、どう向き合い寄り添い、その人の人生を輝かせられるか、難しいけれどとても大切なこの問いを持ちながら学び続けていきたいと思いました。私自身も昨年身内に不幸があり、心が苦しく孤独感や不安を感じていたので、同じような子どもたちを支えていけるか明日支援は本当に素晴らしいし、心の支えになると感じ、涙が溢れそうになりました。素敵な取り組みをしてくださってありがとうございます。

見えない部分の方が多く、見えている部分を大切に、その人や家庭、それらの背景、状況を考えることの重要性を改めて学びました。また、日々の何気ない丁寧な関わりの積み重ねが人の心を動かし、信頼へと繋がるのだと思いました。今後、保育者として、様々な家庭、保護者、子どもと関わっていくため、どんな態度の方でもその態度や状況をそのまま受け取るのではなく、その人はどうしてそのような態度を取るのか、そういう人とどう関わっていくか、ほどよい関係を作るのにはどうしたらよいのか、といったことを考え、向き合っていきたいと思いました。孤立させない、という課題はどの対象に対してもいえる共通な課題だと感じました。

えんまるの事業は聞いたことがありましたが、地域とのつながりを持ちながらの活動がすごく印象的でした。また、授業内で流してもらった映像にあった、相談をしたい人を機関の方から迎えに行く姿勢がとても印象に残っており、保育者になってからも必要な姿勢であると感じました。受動的ではなく能動的に動いて、自分のできること行って行ければいいなと思いました。児童養護施設で1度実習を行いましたが、職員として働くには子どもたちの環境を理解した上で自分の精神面もぶれないようにしなければいけないと感じました。まだ自分の精神面を上手にコントロール出来ていない面があるので支援をする側になることがとても不安になりました。まずは自分の精神面を強めることを頑張って行こうと思える授業でした。

えんまるの活動に数回参加させていただいたけれど、実際の母親の事例であったり、岩間さんの経歴など初めて知ることができたので、よかった。

ひとり親家庭の現状や支援について今まで学んだ内容を改めて振り返ることができ、支援の内容については新たに知ることもでき学びを増やすことができた。ひとり親家庭は孤立してしまったり、親御さんからの支援の声というのがあまりあげられないと思うので支援を提供する側としてはひとり親家庭の方々にとって利用しやすい、支援をお願いしやすいきっかけづくりが大切なのかと感じた。また距離感を大切にしながら親子の背景や環境を理解しつつ、焦らず少しずつ関係を作ることが大切だと思った。

大学の授業では、さまざまな事例をもとに「自分だったらどうするか」を考えてきたけれど、実際にその状況に直面したときに、同じように冷静に判断できるかは自信がないと感じた。相談できる人や頼れる人がいない中で、育児や仕事に追われる日々は想像するだけでも大きな負担であり、精神的にも非常に辛い状況だと思う。そのような状況を周囲に知られたくないという気持ちにも共感した。支援を求めるまでの一歩がどれほど大きいものかを、今回改めて実感した。その中で、えんまるさんの子ども宅食は、利用していることが周囲に分からないよう配慮されている点が印象的であり、利用者にとても寄り添った支援であると感じた。ありがとうございました。

えんまるの岩間さんのお話しを聞いて、宅食支援による継続的に繋がり続ける支援の大切さを実感しました。特に、関わりずらい保護者の方程課題を抱えているという言葉が印象に残り、支援する人は様々な可能性を視野に温かく関わっていくことが求められていると感じました。児童養護施設の荒井さんのお話で人によってつけられた傷は人によって癒すことができるという言葉が印象に残り、人との関わりが希薄になりつつある現代においての寄り添うことの重要性を再確認することが出来ました。貴重な機会を頂きありがとうございました。

今回の講義を通して、NPO法人えんまるがどういった思いで立ち上げられたのかなど、経緯を知ることができた。私はこども宅食えんまる便の活動しか知らなかったので、訪問型病児保育が最初のスタートだとは知らなかった。また、こども宅食は平日の日中忙しいお母さんのために、スマホから24時間受付できるようにしていて、市の申請よりもハードルが低いのがよかった。また、食品を段ボールではなくカゴに詰めて送っているのは、受け取る親子のためだけだと思っていたが、それだけでなく、その食品を寄付してくれた団体さんからの信頼も得ることができると聞いて、なるほどなと感じた。また、事例検討で出されていた事例が、なかなかショッキングで、実際に同じような状況の家庭はたくさんあるのだろうなと思った。事例検討ではどんな風にでも対応策は考えられるが、いざ目の前にしたらなかなか行動に移せないだろうなと思った。さらに、えんまる便はお母さんたちの居場所をつくると岩間さんがおっしゃっていたのが印象的だった。三帰寮の荒井さんのお話で印象的だったのは、施設内で成人式を行ったことだった。振袖会社のご厚意で無料で振袖を貸し出してもらって、みんなに見守られながら節目を迎えられることは素晴らしいなと思った。一生の思い出にもなるのでこれからも続けてほしいと思った。

ひとり親家庭は複雑に絡み合った課題を抱えていて、一朝一夕に解決できる状態では無いのだと感じました。そんな中で、宅食の活動は単なる食糧配達だけでなく、「繋がる」「繋げる」ことでお母さん達が前を向けるように伴走していく活動なのだと思います。普段梱包作業しか参加していないと、受け取るお母さん達の様子を知ることは中々無いので、ディスカッションが難しかったのですが、困難を抱える親御さんに寄り添うための努力をしていくことは園の保育者になっても変わらないのだろうなと思いました。養護施設の入所児が言っていた「人によって傷つけられたけど人によって癒された」という言葉を聞いたときも感じましたが、人の心に寄り添って癒すためには何が出来るのか、日常的にもっと考えていかなくてはと考えました。

訪問型病児保育について、ひとり親家庭にとっての重要な周りとの窓口になっていると学びました。立ち上げの過程もお聞きして、多くの家庭の皆さんがえんまるによって支えられ救われてきたのだと知りました。私が思っていたよりも55世帯と多くの世帯に宅食をしているということでひとつの家庭への時間が短いながらもお母さんとの関係を気づいていくことは難しいなと感じました。モデルケース検討では理想的な対応を考えましたが、岩間さんが仰っていた通り状況に驚いて思うような対応は出来ないなと自分の考えの浅はかさを痛感しました。子供たちが喜んでくれる様子もみて、子供たちの笑顔が私たちの幸せに繋がるなと今日の授業で感じました。

こども宅食について知らなかったが、それを必要としている人に届けることで自分から支援の場に行くことができない人にも支援を届けることができる大切な活動だと感じた。虐待で傷つけられた人も人の温かさや、エネルギーによって救われたという話を聞いて人の支援の大切さを実感した。

ひとり親家庭の置かれている状況、SOSを上げることができない背景などについてより一層理解を深めることができた。支援があっても金銭面から支援を受けられない、周りに知られたくないなどの理由で支援サービスの利用率が低いことを学んだ。えんまるの車のラッピングのイメージが強かったため、配達時にはマグネットを外して周囲に知られずに支援を行う配慮をしていることを知った。梱包作業に参加した際には、カゴに詰めることの意義まで考えていなかったが、ダンボールではなく丁寧に梱包することで人の温かさを感じてもらう意味があることを知り、一つ一つの支援に意味があると実感した。低所得家庭では7人に1人がクリスマスケーキやお年玉を用意できていないと知り、平等に文化経験をできる支援の必要性を感じた。このような支援があることをたくさんの人に知ってもらうにはどうすれば良いのか疑問に思った。

こども宅食えんまる便など普段参加させていただいており、今回どのような流れで目的でと再確認出来て、改めて素晴らしい活動をしているな、参加出来て嬉しいという気持ちでいっぱいになりました。貧困は目に見えないと話していて、気づいてあげること、気にかける心を持つことがまず困っている家庭に手助けが出来る一歩になるのかなと思いました。

実際にえんまるさんの梱包作業に参加していたのですが、直接ご家庭に接することがなかったため届いた後の様子や保護者さんの反応等感じにくい状況でした。しかし、今回のお話を聞き、私たちのやっていたことがたくさんのご家庭にプラスになっていたことを実感することができました。ひとり親家庭さんにとって、直接関わる人だけでなく影から応援している人がいることを伝えることが、大きな支えになっていることがよく分かりました。

NPO法人による具体的かつ現実的な支援の取り組みは保育園での子どもと保護者との関わりとはまた違った形での支援でありました。事例やグループディスカッションを通して生活に困難を受けている一人親家庭の背景や支援について考える良い機会となりました。事例から生活に困難を受けている一人親家庭の実態を知り、実際に自分がその場に直面した場合、どのような声かけができるかについて想像し、考えました。実際の状況や状態を知らない自分は、直面した時に衝撃からまず声を発することから難しいのではないかと感じました。専門機関や団体による支援に導くためにまずは繋がることが大事だとおっしゃっていましたが、その繋がることが難しいと感じました。日々の会話や信頼関係を継続的に行うことは保育でも同じことが言えるため、支援を必要とする方々の心の支えや心を開くきっかけになれるよう小さなことを大事に向き合うことが重要だと改めて感じました。

今日の授業を通して、えんまるの活動の具体的な姿や実際の親子さんが抱える問題とその支援についても学ぶことができました。また、親子さんのメッセージから写真からぐるんぱを通して自分が参加したバースデーカードや梱包の取り組みが親子さんにとって前向きな影響を与えることができていると実感することできて嬉しかったです。荒井さんのお話では改めて児童養護施設について学ぶことができたと同時に、「人によって傷ついた心が、人によって満たされて変わることができた」という言葉が印象的でした。

えんまるさんの活動は、ぐるんぱの中で参加させていただいた事はありましたが、詳しい活動内容や訪問型病児保育については知らなかったので、今回の講義でどのような支援を行っているのかを学ぶことが出来ました。事例を通して、ひとり親家庭の現状を知り、厳しい生活の中で日々子育てやお仕事を頑張っていらっしゃることに心が苦しくなりました。その中でえんまるさんのこども宅食の活動はとても素晴らしい支援だと感じました。やはり、支援を必要とする人の中には「支援を受けていることを知られなくない」と強く感じている人もいることから、様々な配慮を行って毎月訪問していることで沢山の親子の心と体の支えになっている事が分かりました。また、ディスカッションの事例を考えたことで、家庭を実際に尋ねる中での関わりの難しさを改めて感じました。それぞれ家庭ごとに不安に思っていることや必要な支援は異なることから、対面する時や日々の連絡の中で信頼関係を築くことが大切になると感じました。三帰寮さんのお話は以前も聞かせていただきましたが、今回の講義で改めて詳しく学ぶことが出来ました。児童養護施設では、子どもによって入所理由が様々あり、複雑なバックグラウンドがある子どもも多いことから、より繊細で寄り添った関わりが大切になると感じました。また、施設を退所した後のアフターケアの重要さも学ぶことが出来ました。退所後には進学や就職など自立しながら生活をする必要があります。しかし、施設を出たあとに頼れる場所や人が周りにいない場合が多いことから、退所した後も継続的に繋がることで、子どもの中で「何かあったら頼れる場所」という実家的な機能を持つことが求められていると感じました。講義の中で、子どもたちが目指していくべきことは未来的思考・自己実現というお話がありました。これまでの生活の中で苦しい経験が多かったからこそ、これからの人生が幸せの溢れて欲しいなと切実に思いました。そのためには、施設での支援として、小さい成功体験を認めたり他人と比較しないといった自己肯定感を高める関わりや、進路を本人主体で考えられるように選択肢を広げてあげるなど様々なことが出来ると感じました。

就職活動で自分のやりたいことは何か考えてわからなくなってたけれど、具体的な仕事内容を聞いて私もこういう活動をしてみたいと思いました。ダンボールではなくカゴに入れるという、はたからみたら、一見非効率的に見えることも、この一工夫が寄付してくださる企業さんの気持ちも大事にすることになるというのがとても印象的でした。気持ちを伝える一工夫が大事だと思いました。

えんまるの岩間さんのお話を聞き、困難を抱えら家庭のことを事例検討を通して深める中で、相手の立場に立ち、何に困っているのか、どう支援できるのか考えるのはとても重要なことだと感じました。えんまるの活動は、支援の必要な方に支援が届きやすいように、周りに知られることなく支援を受けられるような工夫や、継続して見守り信頼関係を築く工夫がたくさんされていて素敵だと感じました。もっとえんまるのことを知りたくなりました。また、児童養護施設の荒井さんのお話では、児童養護施設施設の役割について再確認できました。特に入所前からこどもの状況を知ることが大切であることや、退所後の支援も大切で安定した生活をおくることができるまで継続して支援をしていることが印象的でした。児童養護施設の役割は入所している児童の生活を手助けすることだと考えていましたが、前後の支援がとても大切だと分かりました。

えんまるさんの活動に参加させていただいたことがあるのですが、立ち上げの経緯や実際のひとり親家庭の状況を具体的に知ることができて、改めて現状を考え直す機会になりました。お届けの時に、えんまるさんのシールを外すとおっしゃっていました。それは、親御さんの尊厳を守ったり、匿名性を高めることで支援を利用しやすくしたりしているためだと感じました。利用者さんの気持ちに寄り添って支援していることが分かりました。

今回の授業では、訪問病児保育、ひとり親家庭の現状、こども宅食、児童養護施設についてのお話を伺いました。特に訪問病児保育やこども宅食の話は、今までで一番耳にする機会が少なかったため、ひとり親家庭や子育てに負担を感じている家庭に対して、とても大きな支えになると感じました。その中で、モデルケースをもとにグループで考える時間があり、子どもや家庭への支援について具体的に考えることができた点が印象に残りました。モデルケースでは、ひとり親家庭への訪問場面について考え、家庭の環境やお母さんの表情、対応などから、子どもだけでなく保護者の不安や負担にも、継続的に関わることで目を向けていく必要があると感じました。ひとり親家庭は経済的な負担だけでなく、精神的な負担も大きいため、そのような周囲の支援や制度の充実が重要です。えんまるさんでは、こども宅食以外にもひとり親家庭や児童養護施設への支援など、さまざまな取り組みが行われており、このような支援が日本全体に広がっていくべきだと思いました。この授業を通して、子どもを支えるためには保育所や学校だけでなく、地域や社会全体で家庭を支えることが必要であると感じました。また、将来保育者として働く際には、こうした支援の存在を理解し、必要に応じて家庭につなげる役割を担っていきたいと思います。

「貧困家庭がいることに地域も気づいていない、関心がない」という言葉が印象に残り、周りの人々が興味を持ったり歩み寄ったりしてあげることがひとり親家庭にとって救いになることがあるのかなと感じた。食品をお届けするときに車のロゴを外して宅食だと分からないようにしているという配慮にはとても驚いたとともに、このような些細な配慮が大事なのかなと思った。また、モデルケースについてグループで検討したときに、どんな家庭でも繋がり続け、徐々に信頼関係を築いていけるようにすることが難しいことでもあるし重要なことであるのかなと思った。保育者になったら様々な保護者の方と関わることになると思うので、送迎時や連絡帳など保護者の方とコミュニケーションを取れるタイミングを大事にして信頼関係を築いていけるようになりたい。

ひとり親家庭があることと、えんまるがどのような事業なのかは知っていましたが、ひとり親家庭が具体的にどのような状況下に置かれているのかを知る機会があまり無かったので、それを知ることのできる貴重な機会を頂けて、就活が始まり現場で働くことが目前となってきた今、保護者一人ひとりとの関わり方も大切な時間にしていきたいなと改めて思いました。ひとり親家庭について考えることはあるけれど、自分にはどのようなことができるのか、またそれを行動に移すことは難しいけれど、少しの気持ち・行動が困っている人たちの力になるということを知ることができたので、考えてほんの些細なことも行動に起こせるようになりたいなと思いました。

児童養護施設について、入所児の約半数が虐待を理由にしていることや入所している子ども達は至って普通の子達であることなど過去の実習を思い出しながら振り返ることが出来ました。養護施設への就職を希望しているので、また自主的に児童養護施設について調べ自分の中で考え方などをはっきりさせていきたいと考えました。

えんまるさんの活動は、ぐるんぱをきっかけに宅食のイメージがありましたが、訪問型の病児保育から始まったことがわかりました。自分の両親は共働きで仕事が休みづらかったので、病気になるとよく祖父母の家で過ごしていました。親戚や頼れる人が近くにいないひとり親家庭のお母さんお父さんにとっては、病児保育はなくてはならないものだと感じました。また、支援を受けていることが周りに気づかれないように食べ物や物品を受け取れる体制がとても魅力的だと感じました。自分が同じように悩んでいても、周りの人に支援を受けていることを知られたくないと思います。この気持ちを理解して、周りに知られない形で届けてくれるという配慮が、自分たちの気持ちをわかってくれていると感じられる一つにもなっていると考えました。施設実習で、児童養護施設に行かせていただきました。私が行かせていただきた施設もユニットごと分かれていて、家族のような雰囲気がありながらも、想像していたよりかは一人ひとりの仮住まいのような印象を受けました。今回の講義では、施設を退所してからも節目節目で顔を出してくれる人がいて、児童養護施設が実家のような役割も担っていることがわかりました。難しいことかもしれないけれど、施設がいつ行っても同じような雰囲気で、自分のことをよく知っている大人がいる、安心できるような場所だったらいいなと感じました。

訪問型病児保育について詳しく知らなかったのでその取り組みがとても勉強になりました。ひとり親家庭の大変さや育児の難しさについて学んできましたが、母子家庭の半数が貧困状態という現実や、離婚後に養育費が払われているのは24%という具体的な現状を知り、改めてその支援の大切さを感じました。こども宅食についても、周囲に知られない形で届けるという配慮や一度限りで終わらず継続する大切さを学び、自ら支援を求めたりひろばに参加したりすることが難しい家庭に対しての支援の重要性を感じました。保育の現場に出た際には、モデルケースにあったような保護者の行動の裏にある悩みや困り感を理解して寄り添う支援を行っていきたいです。また児童養護施設について、これまで学んできたことを改めて現場の方にお話いただき、より施設やそこでの生活を身近に感じられました。高校卒業後の進学率が2割ほどという点は、社会にもっと広まるべき事実だと思います。進路に関わらず入所している児童や1人暮らしを始まる子どもに対して、社会全体で感心を持って支援していくことがとても大切だと感じました。