NPO法人えんまる > 活動内容 > こども宅食 えんまる便

こども宅食

孤立する親子に、
食材と「つながり」を届ける

届けるのは、食材だけじゃない。
対話を通じて信頼関係を築き、必要な支援へとつなげていく。
それが、えんまる便です。

こども宅食 えんまる便とは

孤立しているひとり親家庭に、
食材を無償で届ける活動です。

「日々の生活が苦しい…」と感じるご家庭に公的な機関や地域で居場所を作り、手を差し伸べている人がいるのですが、そこにたどり着く事が困難な方がいらっしゃいます。 そんな「助けて…」「つらい…」のSOSの声をあげる事ができないご家庭に対して、毎月無料で食材等をお届けして、困っているご家庭とつながりをつくる取り組みです。 長野市内の経済的に困窮し、孤立しているひとり親家庭に、定期的に食材を無償で届ける活動です。

えんまる便の仕組み

  • 寄付や食品が集まる

    企業や市民の皆さまから集まった食材等を事務局が大切にお預かりします。

  • 申し込み

    困っているひとり親家庭さんからえんまるに申し込みがあります。
    食材数との兼ね合いでお待ちいただくことがございます。

  • お届け

    毎月1回、ご自宅までえんまるスタッフがお届けします。

  • つながる

    お母さんが、ひとりで全部を背負わず、こどもはみんなで育てていきましょう。

※長野市内にお住まいのひとり親家庭(児童扶養手当、受給家庭)がご利用になれます。

なぜ、こども宅食が必要なの?

日本のひとり親家庭が抱える、
2つの深刻な課題があります。

44.5%
ひとり親家庭の
相対的貧困率
272万円
母子家庭の
平均年間収入

出典:こども宅食応援団(https://hiromare-takushoku.jp/

❶経済的困窮

ひとり親家庭の相対的貧困率は44.5% 日本のひとり親家庭の約半数が、
相対的貧困の状態にあります。(厚生労働省調査) 特に、母子家庭の平均年間収入は約272万円と、
全世帯平均の半分以下。 食費を切り詰め、子どもの教育費を削り、
ギリギリの生活を強いられている家庭が少なくありません。

❷社会的孤立

経済的困窮以上に深刻なのが、社会的孤立の問題です。 「周りに迷惑をかけたくない」「恥ずかしくて相談できない」
「どこに相談すればいいか分からない」 そんな思いから、誰にも助けを求められずにいる親子が、
地域の中に確かに存在しています。


生活保護や児童扶養手当など、公的支援制度は存在します。 しかし、
・制度を知らない
・申請のハードルが高い
・「まだ大丈夫」と我慢してしまう こうした理由から、本当に支援が必要な人に届かない
「制度のはざま」が生まれています。

えんまる便が目指すこと

定期的にご自宅を訪問し、食品を直接お渡しすることをきっかけに、
顔を合わせて話せる関係をつくり、必要な支援へとつないでいきます。

えんまる便の、3つの特徴

  • 特徴1定期的に、
    継続的に届ける

    月1回、定期的に食材をお届けしています。単発の支援では、一時的な助けにしかなりません。継続的に関わることで、信頼関係が生まれ、本当に困った時に「助けて」と言える関係性を築いていきます。現在、約60世帯(約180名)のご家庭に、毎月お届けしています。

  • 特徴2対話を
    大切にする

    食材を玄関先に置いて終わり、ではありません。配送時には必ず対話の時間を設け、「最近どうですか?」「何か困っていることはないですか?」と、声をかけています。この何気ない会話が、孤立しがちな親御さんにとって、大きな心の支えになっています。

  • 特徴3必要な支援に
    つなげる

    対話を通じて、食材以外の困りごとが見えてくることがあります。そんな時は、行政や専門機関と連携し、より深い支援へとつなげていきます。・生活保護の申請サポート
    ・就労支援機関の紹介
    ・子どもの学習支援の紹介
    ・DV相談窓口への橋渡し

えんまる便は、支援の「入口」であり「つなぎ役」なのです。

届けているもの

毎月カゴいっぱいの食材等を
お届けしています。

  • 一世帯分のお届け内容

    一世帯分のお届け内容

    お米、レトルト食品、調味料、お菓子、飲み物など、毎月カゴいっぱいの食材等をお届けしています。

  • 進級進学のプレゼント

    進級進学のプレゼント

    資金支援者の皆さまから、進級・進学のプレゼントとして、必要な学童用品や靴などをお届けしています。

  • 季節の花束

    季節に合わせたお届け

    5月には母の日の花束、12月にはクリスマスケーキなど、季節や行事に合わせた品もお届けしています。

\こんな取り組みも/2021年7月より、長野県立大学と共同の取り組みとなり、こども学科の学生さんと一緒に梱包を行なっています。

ご利用者さまの声

  • 話せる場所があることが支えです。

    物価高騰などで人との関わりが減る中、家庭の外でつながれることは、親子にとって大きな支えです。家庭の中で孤独を感じることもありますが、えんまるさんと話ができることで自分の気持ちや、一人では気づけなかったことに気づくきっかけになります。そんな場があることに感謝しています。

    ― 長野市篠ノ井 Sさん

  • ひとりじゃないんですね。

    ひとり親家庭は世間から見捨てられると思っていました。気にかけてくださっている方が、こんなにたくさんいてくれて、本当にありがたいです。

    ― 長野市三輪 Yさん

  • 学校楽しいよ。

    今回の進級プレゼント、娘がすごく喜んでいました。そんな姿を見ることができて、私も本当に嬉しかったです。

    ― 長野市安茂里 Hさん

  • 頑張る力をもらっています。

    いつものカゴいっぱいの食材に加えて、今月は県立大学の学生さんからのお誕生日のカード&プレゼント!!長女がとても喜んでおり、「わー★嬉しい!!絶対なくしたくない!!」と宝箱にしまっていました。私は感動して涙してしまいました。色々な大変な事が続いていますが、こんなサプライズで心が温まり、明日からも頑張ろうという気持ちになりました。

    ― 長野市篠ノ井 Mさん

えんまる便を支えてくださる方へ

あなたのご支援が、
孤立する親子の「つながり」を支えます。

  • 個人の方

    ・えんまるシェでの買い物
    ・寄付による支援
    ・SNSでの情報共有

    詳しくはこちら
  • 企業・団体の方

    ・食品提供・連携
    ・活動への協力
    ・地域支援としての参画

    詳しくはこちら

よくある質問

どのような物資が必要ですか?

常温保存できる食品(お米、レトルト、調味料など)や日用品(洗剤、ティッシュなど)が助かります。

賞味期限が近いものでも大丈夫ですか?

賞味期限まで2ヶ月以上あれば大丈夫です。

寄付はどのように使われますか?

食材の購入、配送費、運営費などに使わせていただきます。活動報告は定期的に公開しています。